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外壁の吹き付け塗装とは?メリットやデメリットを知ろう2021.06.06

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外壁塗装の中で、仕上がりやデザイン性の高さで注目を集めているのが「吹き付け塗装」です。昔に比べ、吹き付け塗装をおこなう業者は減少しているため、メリットやデメリットがわからず、本当に塗装しても大丈夫か悩んでいる人も多いでしょう。一般的な外壁塗装で多いローラー塗装との違いや、吹き付け塗装するメリット・デメリットを詳しく紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

外壁の吹き付け塗装とは?

外壁の吹き付け塗装とは、スプレーガンという機材で塗料を噴射させる施工方法です。
ローラーや刷毛工法と違い、一度に広範囲を施工できるだけではなく、外壁の屈折部分や目地など細かい部分までキレイに塗装できます。
吹き付け塗装は外壁材の材質によって仕上がりが異なり、また色ムラがはっきりとわかりやすい施工方法です。
DIYは失敗しやすいので、気をつけてください。

 

外壁の吹き付け塗装には種類がある?

外壁の吹き付け塗装は、基本的にモルタルの壁に施工します。
ローラー塗装と違い、吹き付け塗装の種類によってデザインが大きく変わります。

 

外壁吹き付けタイル

吹き付けタイルは、粘土の高い骨材や樹脂を混ぜた塗料を、タイルガンという機材を使って外壁塗装します。
仕上がりは平面ではなく凹凸があるため、デザイン性に優れており、こだわりの強い外壁にアレンジできます。
外壁を吹き付けタイルで仕上がると、凹凸部分に汚れが溜まりやすいため、塗料のカラーによって黒ずみやカビが目立つので気をつけましょう。

 

外壁吹き付けリシン

吹き付けリシンは、細かい砂利や樹脂を混ぜた塗料で外壁塗装をします。
塗料だけではなく砂利や砂を混ぜ合わせるため、吹き付け塗装の他の種類に比べ費用が安く済むので人気が高いです。
ただし、吹き付け塗装の中で耐久性が弱いため、環境や外壁のお手入れ方法によって、早い段階でひび割れが生じる可能性があります。

 

外壁吹き付けスタッコ

吹き付けスタッコは、セメントや合成樹脂を混ぜた塗料で外壁塗装をします。
施工方法がリシンと似ていますが、骨材となる砂の大きさによって凹凸のサイズを変えられるので、よりおしゃれな外壁塗装ができるでしょう。
また、リシン同様に大理石や砂などを骨材で使うため、費用を安く抑えられます。
吹き付け塗装の中で塗膜が一番厚いため、耐久性の高さで注目を集めています。

 

外壁を吹き付けするメリットは?

外壁を吹き付け塗装するメリットは、4つあります。

 

1 作業が早く工期が短い

吹き付け塗装はローラーや刷毛と違い、1回の塗装で広範囲に塗料を噴射できるので、施工スピードが早いです。
塗装する面積が広いほど工期が早く終わるため、総2階建てやアパートの外壁塗装などに向いています。

 

2 塗装費用が安い

吹き付け塗装は、塗料だけではなく砂利や砂・モルタルなどの材料を骨材として使います。
そのため、ローラーや刷毛塗装に比べて費用を安く抑えられるので、お得に外壁塗装できます。
また吹き付け塗装は、空気を圧縮して塗料を噴射するエアスプレーガンや、空気を使わず小さなノズルから霧状の塗料を噴射するエアレススプレーガンなど、特殊な機材を使い塗装します。
手作業ではなく機材を使うため、他の外壁塗装に比べ人件費が安いのもメリットです。

 

3 仕上がりがキレイ

吹き付け塗装は、形の異なる丸い形状を浮き上がらせたり、自然の石のような凹凸のある壁にしたりできます。
ローラーは塗り方によって部分的に塗料が厚くなりやすく、乾きが遅いと外壁のした部分に塗料が溜まるため、仕上がりに満足できないケースもあるでしょう。
吹き付け塗装は、霧状の塗料を壁に噴射できるので、滑らかな塗装ができるので仕上がりがキレイです。

 

4 サイディング外壁は吹き付けでアレンジできる

吹き付け塗装は、サイディング外壁ではなくモルタル外壁に多く施工します。
サイディングはすでにデザインされているので、吹き付け塗装をしても無意味なケースが多いです。
ただし、無塗装サイディングを使用している外壁に吹き付け塗装をすると、天然石のような和風のデザインに仕上げられるため、住宅の印象を外壁塗装で変えられます。

 

外壁を吹き付けするデメリットは?

外壁を吹き付け塗装するデメリットについて、紹介します。

 

近隣住宅へ影響が高い

吹き付け塗装は、スプレーガンに空気や塗料に圧をかけるために使用する、コンプレッサーやプランジャーを使います。
塗装する際、大きな音がするため、時間帯によって近隣住宅に迷惑をかけることがあるでしょう。
また、噴射された塗料が周辺に飛ぶケースも多いので、注意が必要です。
外壁塗装前に養生や飛散防止カバーを貼るなど処置をしますが、必要のない場所まで塗料が付着する可能性もあるので気をつけましょう。

 

仕上がりは業者の腕次第

吹き付け塗装は他の外壁塗装に比べ、技術力のわかりやすい施工方法です。
施工は「スプレーガンで塗装」と非常にシンプルですが、噴射するスピードや角度などによって、厚塗りや色ムラが生じます。
シンプルな施工だからこそ仕上がりを左右するため、業者は慎重に選びましょう。

 

塗料のムダが多い

吹き付け塗装はローラーや刷毛で施工するより、塗料をムダに使用するケースが多いです。
外壁塗装は雨が降ると中断しますが、風が吹いている程度であれば作業します。
風の強い日にスプレーで塗料を噴射すると、約1割~2割の塗料が飛び散るため、天候によってデメリットが大きいです。

 

まとめ|外壁を吹き付けは仕上がりがおしゃれ

外壁の吹き付け塗装は、化粧サイディングでは見られない、おしゃれなデザインへ仕上げられます。
吹き付けの種類によって耐久性やデザイン性が違うので、仕上がりを考えて選ぶと失敗しません。
仕上がりの高さは、吹き付け塗装をする職人の腕で変わってくるため、親身に相談に乗ってくれる業者を選びましょう。

 

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