外壁塗装で使用する塗料の一つに「ウレタン塗料」があります。
ウレタン塗料の特徴
- 価格が安い
- 汎用性が高い
- 高級感のある仕上がりになる
ウレタン塗料の特徴を知っておかないと、施工後に「こんなはずじゃなかった」と後悔するはめになることも…。
この記事では、ウレタン塗料の特徴・メリットとデメリット・費用相場などについて分かりやすく解説します。外壁塗装を検討中の方はぜひ参考にしてくださいね！
ウレタン塗料とは？
「ウレタン塗料」とは、ポリウレタン（ウレタン樹脂）を主な原料とする塗料のことです。
ポリウレタンは塗料だけでなく衣料などにもよく使われているので、知っている方も多いと思います。
ポリウレタンは柔軟性に優れた樹脂なので密着度が高く、さまざまな素材の塗装に使用できます。
ウレタン塗料のメリット
ウレタン塗料には次のようなメリットがあります。
- 使い勝手がよい
さまざまな材質の素材に適用できるなど使い勝手がよいため、多くの業者に使われています。
ウレタン塗料の扱いに慣れている業者が多いので、安心して塗装を任せることができます。
また、素人にも比較的扱いやすいのでDIYでも使用可能です。
- バリエーションが豊富
ウレタン塗料はたくさんの種類がリリースされており、選択肢が多いのも特長です。
選べるバリエーションが豊富なので、「好みの色が見つからない」といった問題は起きにくいでしょう。
- 塗装面がヒビ割れしにくい
ウレタン塗料には弾性（伸び縮みする性質）があるので、塗装した面がヒビ割れしにくくなっています。
外壁自体がヒビ割れしても弾性のある塗料でカバーできるため、メンテナンスがやりやすいです。
- 美しく仕上がる
塗装した塗面には光沢とツヤが出て、高級感のある美しい仕上がりになります。
- リーズナブルな施工価格
たくさんの種類がある塗料の中ではアクリル塗料に次いで安価なので、リーズナブルな施工が可能です。
ウレタン塗料のデメリット
ウレタン塗料のデメリットも存在します。
次のようなものです。
- 耐久力の低さ
他の塗料に比べると耐久力が低めです。
ウレタン塗料で外壁塗装をした場合は6年～10年程で塗り替えが必要になります。
- 熱がこもると剥がれやすい
外壁と塗膜の間に熱がこもると塗膜が膨張して、最終的に剥がれてしまうおそれがあります。
- 紫外線に弱い
紫外線の影響を受けやすいので、塗装面が黄色く変色する場合があります。
ウレタン塗料を使う外壁塗装の費用相場
ウレタン塗料を使用する外壁塗装は、1平方メートルあたりの単価が1,500円〜1,700円ほどになります。
実際の塗装の際には塗料代以外にも施工料・資材料・養生や足場の代金などがかかるので、業者が出す見積りでしっかり確認しましょう。
ウレタン塗料で塗装する手順
ウレタン塗料で塗装する際の手順をご紹介します。
外壁塗装を依頼する際に、業者が正しい手順で施工しているかどうかを確認するための目安にしてくださいね。
- 下塗り
まずはしっかりと下塗りを施します。
下塗りをすることで塗料が定着し塗装が剥がれにくくなります。
- 中塗り
次に下塗りの上から中塗りをしていきます。
中塗りを念入りに行なうことで塗装に厚みを持たせます。
- 上塗り（仕上げ）
最後に中塗りの上から上塗りをして仕上げます。
塗装においてはしっかりと3回塗りをすることが大切です。
残念なことですが、2回塗りで終わらせてしまう手抜き業者もいるので注意しましょう。
まとめ
ウレタン塗料はリーズナブルさや高級感のある仕上がりが可能なことなど多くのメリットがありますが、耐久力の低さなどのデメリットもあります。
ウレタン塗料が持つ長所と短所をよく比較した上で、最終的に施工を依頼するか否かを決めるとよいでしょう。
ウレタン塗料はポピュラーなので多くの業者が慣れ親しんでいます。
でも、業者によって技量に差があるのも事実なので、技術力の高い業者に依頼することが重要です。
「クレヨン」にお任せいただければ、ウレタン塗料の性能を最大限に引き出す施工をお約束致します。
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