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ジョリパットとは何?特徴や塗るコツを伝授2022.11.30

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「ジョリパット」は、外壁の仕上げ材として使われる製品です。
ほかの塗料よりも色あせしにくいため、外壁のデザイン性を高めたい場合に最適です。

そこで今回の記事では、ジョリパットの特徴・メリットとデメリット・価格相場・ジョリパットの外壁を塗装する際の注意点について分かりやすく解説します。
ジョリパットでの外壁塗装を検討中の方はぜひ参考にしてくださいね。

ジョリパットとは何?特徴や塗るコツを伝授

ジョリパットとは?

「ジョリパット」とは、外壁の仕上げに用いる塗材のひとつです。

元々はヨーロッパ発祥ですが、日本ではアイカ工業株式会社が販売する製品が有名です。
45年以上の歴史をもっており、外壁だけでなく内装にも使うこともできます。

デザインの自由度が高いため、さまざまな建物に使われています。

ジョリパットのメリット

ジョリパットには、次のようなメリットがあります。

デザイン性に優れている

ジョリパットの最大のメリットは、デザイン性に優れ、高い意匠性をもっていることです。
通常の外壁塗装では、表面が平らであるため、色以外でデザインを工夫することはできません。

一方、ジョリパットでは、職人のコテ作業により、凹凸のあるデザインに仕上げることが可能です。

カラーが豊富である

アイカ工業が販売しているジョリパットでは、デザインパターンごとに豊富なカラーチャートが用意されています。
豊富なカラーとデザインパターンを組み合わせることで、イメージ通りの外壁に仕上がります。

耐久性が高い

耐久性が高く、10~20年ほどの耐用年数をもっています。
これは、耐久性が高いことで知られるフッ素塗料とほぼ同等の耐用年数です。

色あせしにくい

色あせしにくいこともメリットのひとつです。
耐候性に優れているため、普通は色あせしやすい濃い目の色も色持ちがよいです。

人体や環境に対する安全性が高い

ジョリパットは「ホルムアルデヒド」の発散量が少ないため、人体や環境への安全性が高いのが特徴です。
JIS工業規格が定めている、ホルムアルデヒドの発散量が少ない製品の等級の中でも、最上級の「Fフォースター(エフフォースター)」を獲得しています。

ジョリパットのデメリット

ジョリパットにはデメリットも存在します。
以下のようなものです。

割れやすい

ジョリパットはモルタルやセメントを下地としているため、割れやすいというデメリットがあります。
ジョリパット自体は弾力性があって割れに強いのですが、下地に引っ張られて割れやすくなっています。

汚れやすい

汚れやすいこともデメリットのひとつです。
ジョリパットの表面には凹凸があるため、隙間に汚れが入りやすくなっています。

表面を平坦なデザインにすれば、比較的汚れにくくなりますが、凹凸がなくなる分デザイン性は下がってしまいます。

高価格である

高い耐久性や安全性をもっているため、塗材の中では比較的高価格です。
ジョリパットの工事では、職人が手作業で表面の模様を作っていくため、手間がかかる分工事費用が高くなります。

ジョリパットの価格相場

ジョリパットの工事価格の相場は、3,000~5,000円/㎡程度です。

価格は、作業内容によって異なります。
吹き付け塗装の場合は3,000円/㎡ほどですが、より手間がかかるローラー塗装やコテ仕上げを行なう場合は4,000~5,000円/㎡ほどになります。

ジョリパットの外壁塗装する際の注意点

ジョリパットの外壁塗装する際の注意点を2点ご紹介します。

専用の塗り替え材が必要になる

ジョリパットを通常の塗料で塗りつぶしてしまうと、特有の質感が失われてしまいます。
そのため、塗装を成功させるためには、専用の塗り替え材が必要です。

例えば、ジョリパットの老舗メーカーであるアイカ工業は、純正の専用塗り替え材である「ジョリパットフレッシュシリーズ」を販売しています。
純正の専用塗り替え材を使用することで、表面の質感を残したまま塗装を仕上げることができます。

通常よりも丁寧な高圧洗浄を行なう必要がある

外壁塗装の工事では、外壁表面に付いている汚れを落とし、下地用塗料が密着しやすいようにする、「高圧洗浄」という作業が不可欠です。

ところが、高圧洗浄機を使用する洗浄作業では非常に大きな水圧がかかるため、凹凸があるジョリパットの表面が削れてしまう場合があります。
その一方、塗装前に汚れをしっかり除去しておかないと、塗装後に塗膜の剥がれや劣化が生じるおそれがあります。

上記のような理由から、ジョリパットの洗浄作業では、「表面を傷つけない」「汚れをしっかり落とす」という2つの条件を満たす必要があるのです。
表面を傷つけずに汚れを落とす方法として、薬剤を使う「バイオ洗浄」があります。

まとめ

以上、ジョリパットとは何かについて解説しました。

ジョリパットには、「デザイン性が高い」「耐久性が高い」「人体や環境への安全性が高い」などさまざまなメリットがあります。
表面に凹凸をつけることで、多様なバリエーションのデザインを実現することが可能です。

ただし、塗装が成功するかどうかは職人の技量に左右される面が大きいため、ジョリパットの塗装の経験が豊富な業者に依頼することが重要です。
工事内容・価格・実績などを確認し、信頼できる業者を選んでくださいね。

「株式会社ユニオン」は屋号を「クレヨン」と言い、埼玉県春日部市・さいたま市を中心に外壁塗装や屋根塗装を行なっております。
塗装の本質である「家の耐久性向上」にとことんこだわる弊社は、お客様のご要望に合わせて最適な塗料を用いた施工を良心的な価格にてご提案いたします。

もし外壁塗装を検討中の方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。

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