外壁をガルバリウムにすると後悔する？理由や対策方法を解説｜埼玉県春日部市、さいたま市の屋根や外壁塗装ならクレヨン

ガルバリウムは外壁材として人気があります。
その一方で、注文住宅を造る際に外壁をガルバリウムにして後悔したという声もあります。

「家を造る際、外壁にガルバリウムを検討しているが不安」と悩む方もいるでしょう。

今回は、外壁をガルバリウムにして後悔すると言われる理由や対策を紹介します。
これから家を建てようと検討している方は参考にしてください。

外壁をガルバリウムにして後悔する理由とは？

はじめに、外壁をガルバリウムにしてどのような後悔をしているのか、代表例を3つ紹介します。

ガルバリウム鋼は、「アルミ亜鉛合金メッキ鋼板」と呼ばれる鋼板にアルミ亜鉛合金をメッキした金属です。

さびにくい、耐用年数が高い、耐震性があるといったメリットがある一方、デメリットもあります。

傷がつくと一気にさびやすくなる

ガルバリウム鋼は、前述したように鋼板をメッキした金属です。
さびに強いのはメッキの効力であり、傷がついてメッキがはがれると一気にさびやすくなります。

外壁は家を外気から守ってくれる重要な設備であり、常に雨風にさらされています。
そのため、台風などで飛来物が直撃したり、日常的なメンテナンスが不十分な場合、一気にさびが広がり大規模な修繕が必要です。

金属外壁は耐久性の高さがメリットですがさびに弱いため、さびが発生すると一気に強度が下がります。

夏に室内が暑くなりやすい

ガルバリウムは鋼板なので、熱を溜めやすい性質があります。
また、ガルバリウムの外壁は黒色で塗装されるケースが多く、黒もまた蓄熱しやすい色です。

そのため、夏は室内が暑くなりがちで冷房をつけてもなかなか冷えません。

また、ガルバリウムは鋼板のため、あまり厚くすると重量が出て外壁としては不向きとなります。
そのため、他の壁材に比べると厚さがありません。

外壁の厚さがないと外の音が聞こえやすくなるといったデメリットも生まれます。
特に、人通りが多い場所に建てられた場合、外の音が気になって生活がしにくくなる恐れもあります。

衝撃に弱い

ガルバリウムの壁材はほかの壁材に比べて薄いので、衝撃への弱さがデメリットです。
外壁にボールなどちょっとしたものが当たることは珍しくありません。
また、台風や強風で飛来物が当たるケースもあるでしょう。

外壁が衝撃でへこんだ場合、傷もついてそこからさびが発生する可能性もあります。

衝撃でへこんだことにすぐに気が付けばいいのですが、時間が経ってから気付いた場合、その部分がさびだらけになっている場合もあるでしょう。
そうなると、大規模な修繕が必要になる恐れもあります。

ガルバリウムを外壁にして後悔しない方法

ガルバリウム鋼が優れた外壁材であることは間違いありません。
ここでは、ガルバリウム鋼を外壁にする際の注意点や留意しておくポイントを紹介します。

断熱材をしっかり入れる

ガルバリウム鋼を外壁にする場合、断熱材をしっかりと入れましょう。
断熱材を入れれば、夏に外壁が熱くなってもその熱が室内に伝わりません。
また、断熱材は断音効果もあるため外の音が気になりにくくなります。

近年は、外壁と内壁の間に断熱材を入れる外張り断熱も人気です。
内張り断熱と外張り断熱、どちらがいいかは工務店ともよく相談して決めてください。
リフォームでガルバリウム鋼の外壁にする場合は、一緒に断熱リフォームをするのもおすすめです。

メンテナンスを定期的にする

ガルバリウム鋼に限らず、外壁は定期的なメンテナンスが必須です。
家を建てたりリフォームしたりして、5～8年経ったら一度外壁の状態をチェックしてもらいましょう。
また、外壁塗装も12～15年に一度は必要です。

ガルバリウム鋼の外壁にさびが目立つほど浮いてからメンテナンスをすると、費用が多額になりがちです。
まだ傷が小さいうちにこまめにメンテナンスすれば、最低限の費用で外壁が長持ちするでしょう。

また、台風など外壁が傷つきやすい災害があった後も、外壁全体をチェックしてみるのがおすすめです。

ガルバリウム外壁の家を造るなら業者選びも重要

ガルバリウム鋼を外壁にする場合、施工実績が豊富な業者を利用しましょう。
施工実績が豊富ならば、ガルバリウム鋼のメリットだけでなくデメリットもよくわかっています。

また、アフターフォローもしっかりとしている業者もおすすめです。
家は建てて終わりではなく、定期的なメンテナンスが必要です。
5年、10年と節目ごとにメンテナンスの声掛けをしてもらえると何かと心強いでしょう。

業者のホームページをチェックすれば、施工実績やアフターフォローの程度などもわかります。
口コミサイトなども参考にしてください。

まとめ

ガルバリウム鋼板は、スタイリッシュでモダンな印象の外壁が作れることから、お手頃価格で素敵な家を建てたいと考えている方に人気です。
また、軽いのでリフォームする際に既存の外壁の上に重ねるケースも多いです。

ガルバリウム鋼を外壁にして後悔したくないのならば、メリットだけでなくデメリットもしっかり把握したうえ、さびなどの劣化の兆候には十分注意しましょう。

メンテナンスを定期的に行うのも大切です。
そうすれば、ガルバリウムのデメリットを感じることはなく、家そのものも長持ちする可能性があります。

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