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外壁塗装にありがちなトラブルとは?解決策や予防策と共に解説2024.01.10

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外壁塗装はリフォームの中では費用がかかる施工です。
その一方でトラブルが決して珍しくなく、解決までに時間がかかる場合もあります。

外壁塗装の再塗装を行うならば、トラブル事例や原因、解決方法などを知っておくと何かと役に立つでしょう。

本記事では、外壁塗装で起こりがちなトラブルや原因、解決方法に加えて個人でできる予防方法を紹介します。
外壁塗装を行う方は、参考にしてください。

外壁塗装にありがちなトラブルとは?解決策や予防策と共に解説

外壁塗装で起こりがちなトラブルは?

はじめに、外壁塗装で起こりがちなトラブルを3つ紹介します。
外壁塗装の塗り直しは外壁のメンテナンスとして定期的に必要です。
また、決して安くない費用がかかります。
ここで起こりがちなトラブルの内容を把握し、対処法を考えましょう。

外壁塗装の仕上がりがイメージと違う

外壁塗装の仕上がりが、イメージしてた色合いと異なるケースは決して珍しくありません。
近年は技術の進歩により、外壁に使える色はかなり増えています。

例えば、アイボリーやグレー、ベージュといった定番の色でもバリエーションは豊富にあります。
選択肢が増える反面「思ったより明るかった(暗かった)」「重苦しく圧迫感を覚える」「明るすぎて安っぽく見える」といった後悔も起こりやすい傾向です。

外壁塗装の劣化が早い

外壁塗装に使われる塗料は、防水性・防汚性などの効果を発揮するために塗り方が定められています。
また、重ね塗りをして効果を高めますが、その際に1回1回しっかりと乾燥させないと仕上がりに不具合が生じます。

その1つが外壁塗装の早期劣化です。
外壁塗装は10~20年ほど持ちますが、場合によっては5年未満で外壁塗装の浮きや剥がれが発生する可能性があります。

外壁塗装工事は屋外での工事になるため、天候や湿度に仕上がり具合が大きく左右されます。
例えば、梅雨時や冬に施工を行うと乾燥が十分に行えず、劣化が早まる恐れもあるでしょう。
このほか、職人の技術が未熟でも早期劣化が起こりやすい傾向です。

塗料の飛び散り

住宅密集地など隣家との距離がない場所で外壁塗装を行う際、塗料の飛び散りがトラブルになる可能性もあります。
外壁塗装に使う塗料は防水性や防汚性が高いため、一度付着すると容易には取れません。
だからこそ、業者は入念に養生を行います。

しかし、何らかの原因で養生の外に塗料が飛んで付着すると、対応次第でご近所トラブルに発展する恐れもあるでしょう。
隣家の外壁だけでなく、植木や塀、車などに塗料が飛んでトラブルになる事例もあります。

外壁塗装でトラブルが発生した場合の対処法

どれほど気を付けていても、外壁塗装でトラブルになる可能性はあります。
いざというときに備えてトラブルの対処法を把握しておきましょう。
ここでは、外壁塗装でトラブルが起きた場合の対処法を3つ紹介します。

業者が原因の場合はやり直しを請求できる

明らかに業者のミスで施工不良が起こった場合は、工事のやり直しを請求できます。
例えば、施工して1ヶ月程度で塗料にふくれや剥がれが生じた場合や、全く異なる塗料を塗られた場合などです。

また、養生不足で塗料の飛び散りが生じた場合も、修繕費用は業者の負担となります。
責任の所在が明確な場合は、比較的にスムーズにトラブルは収束する傾向です。

解決が難しい場合は第三者を挟む

その一方で、責任の所在が明らかでない場合はトラブルの解決が長引く場合があります。
両社の主張が真っ向から衝突して解決の糸口が掴めない場合は、第三者に相談しましょう。
外壁塗装を含むリフォームのトラブルは、住宅リフォーム紛争処理支援センターが運営する「住まいダイヤル」などで相談できます。

また、業者が悪質だと判断したら国民生活センターに相談してもいいでしょう。
ただし、相談したからといって即解決するとは限りません。

また、リフォーム問題に強い弁護士に相談する方法があります。
ただし、弁護士はリフォームの専門家ではないため専門機関への相談と併用し、法律的な解決方法を相談する際に利用するのがおすすめです。

仕上がりがイメージと違うなどのトラブルは変更不可

仕上がりがイメージと異なる、といった程度のトラブルでは業者に工事のやり直しは求められません。
色を塗る面積が広いほど、明るい色はより明るく暗い色はより暗く見える傾向です。

また、天候によっても色の見え具合は異なります。
したがって、シミュレーションソフトを使うなどして、現実により近いイメージを形作るのがおすすめです。

外壁塗装のトラブルを予防する方法

最後に外壁塗装のトラブルを予防する方法を2つ紹介します。
これから外壁塗装の塗り直しを検討している方は参考にしてください。

実績豊富な業者に依頼する

外壁塗装を依頼する業者は、実績で判断しましょう。
実績豊富で評判が良い業者は、技術も確かな傾向です。
新しい業者でも技術が高いところもあります。

しかし、施工実績が豊富ならイレギュラーなことが起こっても対処してもらいやすいです。
また、湿度が高い日が長く続いた場合などの対処法も知っています。

口コミサイトも一定の判断基準になります。
良い評判が長期間にわたってついている業者は信用できるでしょう。

決まり事は文章で残す

口約束は言った言わないの水掛け論になりがちです。
色・工期・値引きの額など重要な事項は必ず文書にして残しましょう。

そうすれば、担当者と施工する職人さんが別の場合も、「このように取り決めました」と文書を見せれば意志の疎通がスムーズにいきます。
また、軽々しい口約束をする業者は利用しないほうがいいでしょう。

まとめ

外壁塗装は家を長持ちさせるために必須のメンテナンスですが、トラブルが多いのも現実です。
優良業者との間とも行き違いが重なった結果、トラブルに発展する恐れもあります。
ですから、できるだけトラブルが発生しないようにできることはしておきましょう。

また、相談する先を知っておけば、いざというときに頼りになります。

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