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外壁の色分けは失敗しやすい!おすすめデザインや注意点を紹介2021.06.01

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外壁を色分けするだけで外観のイメージが変わります。アクセントカラーとして部分的に外壁を色分けする住宅が増えていますが、選ぶ色や色分けする場所によって、とてもオシャレとはいえない外観を作ってしまいます。外壁の色分けで失敗しないためにも、注意点やおすすめの色分けパターンなどについて詳しく紹介します。

外壁の色分けで失敗しないコツと注意点

オシャレな住宅の多くが、外壁を色分けしています。
しかし、外壁の色分けについて、深く考えずに好きな色で適当に組み合わせると、失敗と後悔をする可能性も。

住宅のイメージをガラリと変える外壁を色分けする時は、仕上がりをしっかりシミュレーションしなくてはいけません。
仕上がりに後悔しないためにも、失敗しないコツと注意点を確認していきましょう。

 

選ぶ色は3つまでにする

外壁の色分けで使う色は3つまでに抑えましょう。
たくさんの色を使うと、住宅全体にまとまりがなく、見た目の印象も悪くなります。
外壁の色分けは3色までがベストですが、どうしても部分的に色を変えたい場所がある際は、最大4色までに決めましょう。

 

同系色で色分けする

近隣住宅の外壁を見るとわかりますが、多くの場合、同系色を選んでいます。
隣同士がまったく違う色にすると、まとまりのない外壁に仕上がり、オシャレな住宅とはいえません。
例えば、黄色の同系色は「黄みのだいだい色、黄緑」、紫は「赤紫、青紫」です。外壁の色分けで人気なのが淡い色ですが、アクセントにセパレーションカラーを入れると外観に締りが出るのでおすすめです。
セパレーションカラーは、色のつなぎ目に横帯として入れるパターンが人気です。

 

比率の基準は「6:4」

外壁の色分けは、バランスを考えて「6:4」を基準にすると失敗しません。
色分けの比率は、ベースカラーが6割、アソートカラーは4割がいいでしょう。
3色の場合は「7:2:1」の比率にすると、全体的のバランスが良くなります。
ベースカラーを引き立てるアソートカラーを2割、アクセントカラーは1割の比率がおすすめです。

 

シミュレーションの色と実物が違う

外壁の色分けは、実際に外壁材の見本を見たりパソコンでシミュレーションしたりと、さまざまな方法で決めます。
外壁材の見本を見ながら色分けを決めるのであれば、イメージと実際の仕上がりに大きな違いはありません。しかし、パソコンで色分けのシミュレーションをすると、モニターの色と実際の外壁が違って見える可能性が高いので気をつけましょう。
プリンターでシミュレーション画像を印刷した時はキレイに見えても、施工後は「思ったより色味が濃い」や「色がくすんで見える」など失敗が多いので気をつけてください。

 

雨樋の色との相性も考える

外壁の色分けを考える時は、雨樋や雨戸、鼻隠しなどの色と相性を確かめましょう。例えば、白い雨樋なのに外壁に黒を選ぶと、住宅の付帯部(設備部品)が浮いて見えます。
雨樋や鼻隠しなどが人目につきにくい箇所であれば、大きな問題ありません。色分けする時は付帯部と同系色の色を選ぶと失敗しませんよ。

 

外壁の色分けでおすすめパターン

外壁の色分けで多いパターンが、次の3つです。

  • 上下(階層ごと)で色分け
  • 縦ラインで色分け
  • 部分的に色分け

 

色分けするパターンは、屋根の形状や窓の形や大きさによってオシャレな印象が変わります。
外観のイメージに、スタイリッシュやナチュラルモダンなどこだわりがある人は、住宅の構造に合わせて色分けパターンを決めましょう。

 

総2階の外壁におすすめの色分け

総2階の住宅は、ベランダや玄関ポーチ部分の凹凸を活かした色分けがおすすめです。例えば、石積み調と木目調の外壁材の組み合わせは、ナチュラルな住宅へ仕上げます。
外壁材を色分けで組み合わせだけではなく、外壁塗装を同系色にするだけで外観のイメージが変わりますよ。

 

平屋の外壁におすすめの色分け

玄関や外壁の一部を色分けするだけで、平屋もデザイン性の高い住宅に仕上がります。
例えば、上下「3:7」の比率で色分けするだけで、外観にメリハリが出ます。
色の組み合わせ次第で、今人気の西海岸風や和モダンテイストの外壁に仕上がるので、オシャレな平屋を求めている人におすすめです。


外壁の色分けは費用が高い?

外壁の色分けは、塗装とサイディングの張り替えによって費用が大きく変わります。

施工方法 費用目安
外壁塗装 1,500円~2,500円/㎡
サイディングの張り替え 2,500円~3,500円/㎡

外壁塗装の場合、選ぶ塗料や足場仮設の設置で請求額が変わります。
また、業者によって色分け塗装は別途費用が必要なケースもあるので、事前に確認しておくと安心です。
サイディングの張り替えは、色分けすると作業工程が増えるため、通常より費用が高くなりやすいです。
外壁塗装同様に、色分けしても費用の割増がない業者もいるので、必ず打ち合わせで確認しましょう。

 

まとめ|外壁の色分けはプロのアドバイスを聞こう

外壁の色分けはいくつものパターンがあり、スタイリッシュな外観やナチュラルモダンテイストなど、さまざまな工夫ができます。
外壁のお手入れ時期は10年が目安なので、色分けをすることで、新築のような住宅に仕上がりますよ。
外壁の色分けは失敗しやすいため、まずは信頼できる業者へ相談し、アドバイスをしてもらいましょう。

 

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