「下塗りをしないと塗装が上手くいかない」と言われるほど外壁塗装では下塗りが非常に重要です。
下塗りが果たす役割や、下塗りをしないとどうなるのか?など、疑問をお持ちの方もいると思います。
この記事では、外壁塗装の下塗りの機能やメリットなどについて分かりやすく解説します。
下塗りとは、外壁塗装で下地と上塗りの間に行なう作業のことです。
「上塗りと下地をしっかりと接着させる」という重要な役割があり、塗装そのものの出来栄えを左右すると言っても過言ではないほど重要な工程なのです。
作業の工程の中でも下塗りと上塗りでは役割や機能が異なります。
前者が下地と上塗りを接着させることを主な目的とするのに対し、後者は塗装の最終工程であり仕上げに相当します。
どちらも全体の工程の中で欠かせない作業であり、しっかりと下塗りをしてこそ高品質な上塗りも可能となります。
下塗りには様々なメリットがあります。
ここでは主なメリットを3つご紹介します。
塗料が剥がれにくくなるということが、真っ先に挙げられるべき大きなメリットと言えるでしょう。
下地の上にいきなり上塗りをしただけでは、塗料があまり定着しません。
下地と上塗りの間に下塗りを施すことで塗料がしっかりと定着し、剥がれにくい塗膜を形成することができます。
上塗りをしただけでは下地の色がうっすらと透けて見えますが、下塗りをすることで下地の色が見えなくなります。
こうすることで、下地の色に妨げられることなく、自分が好きな色を自由に出せるようになります。
思った通りの色で作業を行なうためには下塗りがカギになります。
塗料の無駄遣いをせずに済み、余計なコストがかからないこともメリットの一つだと言えるでしょう。
下塗りを施すことで上塗りの塗料が下地に吸収されることを防げるからです。
もし下塗りをしないままで上塗りをすると、塗料が下地に吸収されてしまい、再度塗り直す必要が出てきます。
こうした無駄を防ぎ、余計なコストをかけないためには、下塗りをしっかり行なうことが大切です。
下塗りのやり方をご紹介します。
次のものを用意します。
道具を用意したら下塗りの開始です。
以下のポイントが重要です。
下塗りは一度だけとは限りません。
下地が傷んでいたりする場合は2度3度塗る必要があります。
複数回塗る場合は、最初にシーラー又はプライマーを使い、そのあとにフィラーを使うという順番になります。
2度目以降の作業は、塗料がしっかり乾いたことを確認してから行なうことが大切です。
下塗りは非常に重要な工程だということがお分かりいただけたと思います。
最後に下塗りの役割や機能について重要ポイントをおさらいしましょう。
施工を依頼する際には、下塗りをしっかり行なってくれる業者かどうかを確認することが大切です。
下塗りをきちんと行なうことで上塗りの塗料がしっかりと定着し、完成度の高い塗装が実現します。
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