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グレーの外壁は後悔する?おしゃれな印象にする重要ポイント解説2021.12.29

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外壁塗料の中でも、「グレー」は人気があるカラーです。グレー塗料には、「汚れが目立たない」「周辺環境と合わせやすい」などのメリットがある一方で、「地味な印象を与えがち」といったデメリットもあります。後で後悔しないためにも、グレー塗料についての大事なポイントを押さえておきましょう。

この記事では、グレー塗料の基礎知識・メリットとデメリット・グレーと相性が良いカラーなどについて徹底解説します。グレー塗料での失敗を回避に役立ちますよ。

グレーの外壁は後悔する?おしゃれな印象にする重要ポイント解説

外壁のグレー塗料で後悔しないための基礎知識

最初に、グレー塗料での外壁塗装で後悔しないための基礎知識をご紹介します。
以下のポイントを踏まえておくと、失敗の可能性が低くなります。

グレーの種類はさまざま

ひと口に「グレー」といっても、実は濃度や明度によって、さまざまな種類があります。
具体的には、次のようなものです。

  • 濃いグレー
  • 薄いグレー
  • 黒に近いグレー
  • 白に近いグレー

どんなグレーを選択するかで、塗装後の外壁の印象が全く違ってくるため、施工前の色選びは慎重に行うことが大切です。

外壁材によって印象が変わる

同じグレー塗料でも、外壁材によって印象が変わってきます。そのため、グレー塗料で外壁塗装を行う際には、ご自宅の外壁材がどういった印象になるかを考えることが大切です。外壁材の種類には、窯業系・金属系・モルタル系などがあり、それぞれの特色を考慮する必要があります。

もし、仕上がりの印象がイメージできない場合は、以下の方法を試してみてください。

  • ご自宅の外壁材と同じ種類の外壁材での施工事例を確認する
  • ご自宅の外壁材と同じ種類の外壁材の色見本をチェックする
  • ご自宅の外壁材で試し塗りをしてもらう

近隣の住宅を見てふさわしい色を考える

近隣住宅の外壁の色を見て、ふさわしい色を考えることも大切です。近隣住宅の外壁の色とあまりにかけ離れていると、浮いた印象になるほか、景観を壊してしまう恐れもあるからです。
その点、グレーは周囲に合わせやすい色ですが、しっかりとイメージせずに塗ってしまうと、自宅の外壁の色だけが周囲から浮いてしまうことにもなりかねません。そういった失敗を避けるためには、近隣の外壁の色を考慮し、グレーの濃度や明度を調整することが大切です。

木目調の素材と合わせるとおしゃれに

グレーでおしゃれに仕上げたい方には、木目調と合わせるのをおすすめします。グレーは、比較的冷たい印象を与えがちですが、木目の外壁材と合わせることで、暖かみのあるおしゃれな仕上がりにすることが可能です。木目調は、自然の素材特有の柔らかい雰囲気があり、グレーの冷たい印象を緩和してくれるためです。

 外壁をグレーにするメリット

外壁をグレーにすると、次のようなメリットがあります。

汚れが目立ちにくい

グレー塗料で塗装した外壁は、汚れが目立ちにくいことが特徴です。砂・ホコリ・カビ・鳥の糞など、外壁に付着する汚れは、グレー系の色をしています。グレーの外壁は、これらの汚れの色に近いため、付着してもあまり汚れが目立たないのです。

モダンな仕上がりにできる

グレーの外壁は、シンプルモダン系の一戸建て住宅と良く合います。スタイリッシュさや大人らしい洗練された仕上がりを求めるなら、グレーは最適なカラーといえるでしょう。

周囲の環境と合わせやすい

外壁の色は、近隣の環境との調和も大切です。周囲の環境と合わない派手な色を採用すると、悪目立ちをしてしまい、景観を壊す恐れがあります。その点グレーの外壁は、どんな色と隣り合わせても違和感が少ないため、周辺環境から浮いてしまう心配はほぼありません。

外壁をグレーにするデメリット

グレーの外壁には、デメリットも存在します。
以下のようなものです。

地味になりがち

グレーは色味がない無彩色であるため、どうしても地味な印象になりがちです。グレーの外壁で地味な印象を払拭するには、無彩色ではなく、少し色味のあるグレー塗料を使用すると良いでしょう。青の色味がある「ブルーグレー」・緑の色味がある「モスグレー」・ピンクの色味がある「ローズグレー」などがあります。

古びた印象を与えることも

グレーは、色の選び方や質感・ムラの具合次第では、家全体を色あせてくすんだような、古びた印象にしてしまう場合があります。

個性を出しづらい

「悪目立ちをしない」というグレーのメリットは、そのまま「個性を出しづらい」というデメリットにもなります。コンクリートなどと近い色であるため、ありふれた印象になりがちです。

ツートンでグレー塗料と相性が良い色は?

最後に、ツートン(2色塗り)でグレー塗料と相性が良い色をご紹介します。
グレーと特に相性が良い色は、次の3色です。

ベージュ

グレーの冷たい印象を和らげ、優しい印象になる

ネイビー

グレーの重たい印象を抑制し、スタイリッシュな仕上がりになる

ホワイト

グレーの暗さを抑え、明るく爽やかな印象になる

グレーでおしゃれな仕上がりにしたい場合は、上記のような色を合わせて、ツートンにするのがおすすめです。

まとめ

以上、外壁をグレーにして、後で後悔しないための重要ポイントをご紹介しました。グレーの「悪目立ちしない」というメリットは、そのまま「地味」「個性を出しづらい」というデメリットにもなります。グレーで外壁塗装する際には、どういった仕上がりにしたいかを意識し、完成後の姿をしっかりイメージすることが大切です。

 

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