外壁材のひとつに「アルミサイディング」があります。
アルミサイディングは金属系の外壁材で、通常は住宅の外壁などに数多く採用されています。
みなさんの中には
「アルミサイディングの特徴は？」
「どのような種類がある？」
「価格相場を知りたい」
などの疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、アルミサイディングとは何か・アルミサイディングの種類・メリットとデメリット・価格相場について分かりやすく解説します。
アルミサイディングの施工を検討中の方はぜひ参考にしてくださいね。
「アルミサイディング」とは、アルミニウム製のパネルを使用しているサイディング材です。
断熱材の表面にアルミメッキを施しており、とても軽量で、高い耐久性など優れた機能性をもっています。
加工が容易であるため、施工業者にとっても取り扱いやすい素材といえるでしょう。
アルミサイディングには、「アルミニウム合金塗装版」と「ガルバリウム鋼板」の2種類があります。
アルミニウム合金塗装版はアルミ鋼板に塗装が施されているのに対し、ガルバリウム鋼板はアルミや亜鉛を混ぜた合金板に塗装が施されています。
前者の方が後者に比べて耐用年数が長く、重量も軽いのが特徴です。
アルミサイディングには次のようなメリットがあります。
アルミサイディングの最大のメリットといえるのが、その軽量性です。
数ある外壁材の中でもトップクラスの軽量性をもっています。
軽量で建物にかかる負担が少ないため、重ね張りリフォームに適した外壁材です。
また、地震の際の揺れにも柔軟に対応でき、ひび割れの発生リスクを軽減できます。
断熱材と金属表面材が一体化した構造になっているため、優れた断熱性を備えています。
外気の影響を受けにくく、室内の温度を一定に保ち続けるため、「夏は涼しく、冬は暖かい」といった理想的な室内環境を実現します。
断熱材には断熱効果だけでなく、音を吸収する防音効果も備わっています。
外から聞こえる騒音や、室内からの音漏れを軽減してくれます。
金属は水を弾きやすい性質をもっているため、高い防水性を発揮します。
加えて、アルミニウムという素材自体が錆びに強く、美しい外観を長期に渡って維持することが可能です。
デザイン性が高く、金属ならではのメタリックな質感でモダンな雰囲気を演出できます。
近年ではレンガ調のデザインも登場しており、お好みに合わせて自由にデザインを選ぶことが可能です。
アルミサイディングにはデメリットも存在します。
それは主に以下の3点です。
アルミサイディングは他の金属系サイディングに比べると、価格は高めです。
軽量性や機能性に優れているだけに、どうしてもコストがかかってしまいます。
衝撃に弱く傷つきやすいデメリットがあります。
大きな衝撃を受けると表面が凹んでしまったり、温度変化によって変形してしまったりする場合があります。
また、強くこすったりすると傷つきやすいため注意が必要です。
外壁塗装を行なう場合に比べると、金属サイディングはボードの色のバリエーションが限られています。
そのため、どうしても選べる色の選択肢が少なくなってしまいます。
アルミサイディングを施工する場合の価格相場は、張り替え工事の場合と重ね張り工事の場合で価格にほとんど差はありません。
どちらも30坪の住宅で約200～400万円ほどです。
ただし、張り替え工事の場合は廃材の処分費用が加算される可能性があります。
また、価格はメーカーによっても変わってくるため、複数のメーカーに見積もりを出してもらい、比較するのがおすすめです。
以上、アルミサイディングについて解説しました。
アルミサイディングは、軽量性や断熱性などさまざまな優れた機能を備えているだけでなく、モダンな雰囲気を演出するなどデザイン性にも優れています。
一方、他の金属系サイディングに比べて価格が高く、「衝撃に弱い」「色のバリエーションが少ない」などのデメリットもあります。
メリットとデメリットの双方をよく見比べたうえで、施工を依頼するかどうかを判断してくださいね。
またアルミサイディングの施工は、経験豊富な業者に依頼することも重要です。
「株式会社ユニオン」は屋号を「クレヨン」と言い、埼玉県春日部市・さいたま市を中心に外壁塗装や屋根塗装を行なっております。
塗装の本質である「家の耐久性向上」にとことんこだわる弊社は、お客様のご要望に合わせて最適な塗料を用いた施工を良心的な価格にてご提案いたします。
もしアルミサイディングの施工を検討中の方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。
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