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ジョリパット塗装では下地処理が重要!費用相場や施工方法を解説2023.02.01

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外壁塗装に用いる塗材のひとつに「ジョリパット」があります。
ジョリパットは模様を作れるのが特徴で、仕上げ用の塗材として用いられます。

ただし、外観の美しいジョリパットを再現するためには、下地処理や下塗りなど他の地道な工程が重要です。
例えば、下地処理が不十分だと、塗材が上手く乗らず、せっかくのジョリパットが台無しになりかねません。

この記事では、ジョリパットの施工方法・ジョリパットのメリットとデメリットについて分かりやすく解説します。
ジョリパットの施工を検討中の方はぜひ参考にしてくださいね。

ジョリパット塗装では下地処理が重要!費用相場や施工方法を解説

ジョリパットの下地処理が重要な理由

「ジョリパット」とは、外壁仕上げ用の塗材のひとつで、表面に模様や立体感をつけることで意匠性の高い外壁塗装を実現します。
元々はヨーロッパが発祥で、日本ではアイカ工業株式会社の製品がよく知られています。

ジョリパットの塗装では、「下地処理」が非常に重要です。
下地処理とは塗装前に外壁の表面の凹凸をなくし、滑らかにする作業のことをいいます。
下地処理が不十分だと、ジョリパットが下地に十分に密着しないため、ジョリパットの性能を最大限に引き出せません。

ジョリパットの施工方法

ジョリパットの施工では、職人の高度な技術が必要になります。
ここでは、ジョリパットの施工方法について手順を追って解説します。

高圧洗浄

まずは高圧洗浄機を使い、外壁についている汚れを落とします。
汚れがついたままだと、塗料が外壁に十分密着しないため、念入りに洗い流します。

養生

周囲に塗料が飛び散らないように、塗装しない箇所をマスキングテープやビニールテープで養生します。
養生がおろそかだと、塗料が飛び散らないか気になってしまい、作業に集中できません。
高品質の施工を行うには、しっかりと養生を行うことが重要です。

下地処理

外壁の表面に下地処理を施し、凹凸を滑らかにし、ひび割れを補修します
下地処理を丁寧に行うことで、外壁に対する塗料の密着度が上がり、キレイな仕上がりになります。

下塗り

下地処理が終わったら、下塗りを行います。
下塗りも下地処理と同様に、塗料をしっかり密着させるために重要な作業です。

中塗り

下塗りが乾いたら、中塗りを行います。
中塗りを丁寧に行うことで、塗膜の厚みが増し耐久性が向上します。

上塗り

中塗りが乾燥したら、上塗りです。
中塗りと同じ塗料を使います。
ジョリパットの塗装では、上塗り時に模様を作っていきます。

ジョリパットのメリット

ジョリパットには、次のようなメリットがあります。

意匠性が高い

ジョリパットはデザイン性に優れており、意匠性の高い外壁塗装を実現します。
表面を平らに仕上げる普通の外壁塗装では、塗料のカラーバリエーションでしかデザインを工夫できません。

それに対し、ジョリパットでは、職人のコテ作業により凹凸のある表面を作れます。
表面に凹凸がある分、デザインの幅が広がるのです。

カラーとデザインが豊富にある

ジョリパットには、100種類以上ものカラーバリエーションとデザインパターンがあるため、お好みの外壁に仕上げられます。
外壁のデザインにこだわりがある方におすすめです。

高い耐久性をもつ

高い耐久性をもっており、10~20年ほどの耐用年数があります。
高い耐久性で知られるフッ素塗料とほとんど同等レベルの耐用年数です。

耐火性に優れている

耐火性に優れていることもジョリパットの特徴のひとつです。
万が一火事が起きた際には、燃え広がる速度を抑えられます。

人体に優しい

ジョリパットはホルムアルデヒドの発散量が少ないため、人体への安全性が高いです。
JIS工業規格が定めるホルムアルデヒドの発散量が少ない製品の等級がありますが、その中でも最上級の「Fフォースター(エフフォースター)」を獲得しています。

ジョリパットのデメリット

ジョリパットには、デメリットも存在します。
それは主に以下の2点です。

汚れがつきやすい

ジョリパットでは、外壁表面に凹凸のある模様を作ります。
それが意匠性の高さにつながる反面、「汚れがつきやすい」というデメリットももたらします。
凹凸のある表面の溝に汚れが溜まりやすいため、定期的な掃除が必要です。

職人の技量で出来映えが左右される

ジョリパットを採用することで意匠性の高い外壁塗装を実現できますが、その出来映えは職人の技量によって左右されます。
腕のある職人ならさまざまなデザインに仕上げられますが、技量が低いと、よい仕上がりにならない可能性があります。
そのため、ジョリパットの施工を依頼する際には、経験豊富で技術力の高い業者を選ぶことが重要です。

ジョリパットの費用相場

ジョリパット塗装の費用相場は、1㎡あたり3,000~5,000円ほどです。
それ以外にも別途、足場代がかかります。
足場の設置費用は、1㎡あたり1,100円前後です。

まとめ

以上、ジョリパットについて解説しました。

ジョリパットは、表面に模様をつけることで意匠性の高い外壁を実現することが可能です。
その反面、出来映えが職人の技量に左右されるというデメリットもあります。
理想通りの外壁に仕上げるためにも、ジョリパットの施工は経験豊富で高い技術力をもつ業者に依頼しましょう。

「株式会社ユニオン」は屋号を「クレヨン」といい、埼玉県春日部市・さいたま市を中心に外壁塗装や屋根塗装を行っております。
塗装の本質である「家の耐久性向上」にとことんこだわる弊社は、お客様のご要望に合わせて最適な塗料を用いた施工を良心的な価格にてご提案いたします。
もしジョリパットの施工を検討中の方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。

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