ウレタン塗装とは？塗料の特徴やメリット・デメリットを詳しく解説｜埼玉県春日部市、さいたま市の屋根や外壁塗装ならクレヨン

外壁塗装にはいくつもの種類があるため、どれを選べばいいか迷っている方もいるのではないでしょうか。

そこで、この記事では、ウレタン塗装に使うウレタン塗料の特徴やメリット・デメリット、適しているケースなどについて解説します。

ほかの塗料との比較も掲載しているため、納得のいく塗料選びができるようになるでしょう。
悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

ウレタン塗装の特徴とは？どんな種類がある？

ここでは、ウレタン塗装の主な特徴や種類を紹介します。

ウレタン塗装の概要

ウレタン塗装とは、文字通りウレタン塗料を使った塗装です。
ウレタン塗料は、外壁のほかにテーブルなどの家具や車の塗装にも使われています。

外壁に用いられる塗料には、ほかにシリコン塗料やフッ素塗料、無機塗料などがあり、それぞれ特徴が異なります。

かつて、外壁塗装の主流はウレタン塗料でした。
現在では、ウレタン塗料よりも耐久性があってより手ごろな価格のシリコン塗料が用いられるケースが増えています。

主な分類

ウレタン塗料に限らず、外壁塗装に用いられる塗料には水性のものと油性のものがあり、各々が1液型と2液型にわかれています。

それぞれの特徴は以下の通りです。

水性	水で希釈して使う 耐久性はやや低めで、臭気が弱い
油性	有機溶剤で希釈して使う 耐久性・密着性に優れ、臭気が強い

 

1型液	水やシンナーなどを混ぜ、薄めて使用する 混合・攪拌する必要がないため、2型液ほど手間がかからない 余った塗料は翌日の使用も可能 耐久性が低く、保管しづらい 価格が安め
2型液	主剤と硬化剤があり、使うたびに混ぜてから、さらに水やシンナーで薄めて使用する 混合・攪拌の手間がかかり、混ぜたらすぐに使う必要がある 耐久性が高い 価格が高め

耐久性を重視するなら、価格は多少高くなりますが、2型液を使用するとよいでしょう。

ウレタン塗装に見られる主なメリット3つ

ウレタン塗装にはさまざまなメリットがあります。
主なメリットは以下の点です。

・比較的価格が安い
・豊富な種類がある
・光沢のでる仕上がりになる

ほかに、「柔らかく入り組んだ場所でも塗装しやすい」「塗料自体に弾性があるためひび割れが起きにくい」といったメリットもあります。

比較的安価

主なメリットの1つは、塗料が安いため、施工費用が比較的安くすむ点です。
メーカーや製品によって詳細は変わりますが、主要な塗料の価格目安は以下の通りです。

塗料	1平米あたりの施工費
ウレタン塗料	1,500　～ 2,500
アクリル塗料	1,000 ～　1,800
シリコン塗料	1,800 ～　3,500
フッ素塗料	3,000 ～　5,000

ウレタン塗料は、ほかの主要な塗料の中ではアクリル塗料についで安く、1㎡あたり1,500～2,000円ですみます。

種類が豊富

ウレタン塗装は、かつては人気があり、主流だった工法です。
そのため、各メーカーから豊富な種類の製品が販売されています。

外壁塗料を選ぶ際は、住宅にあった種類を選ぶ必要があります。
種類豊富なウレタン塗料なら選択肢の幅が広く、より適したものが選べるでしょう。

光沢のでる仕上がり

ウレタン塗料を塗ると表面に塗膜が形成され、きれいなツヤがでて高級感のある仕上がりになります。
家具やフローリングの仕上げにもよく使われているのは、品質が良く見える効果がある点が大きいでしょう。

あまりツヤを出したくないときは、ツヤ消し剤を使用して落ち着いた仕上がりにするのも可能です。

ウレタン塗装を選んだ際の主なデメリット2つ

ウレタン塗装にはメリットばかりではなく、デメリットもいくつか存在します。
主なデメリットは以下の2つです。

・ほかの塗料と比べて耐久性が低め
・長いスパンで見ると割高になる

メリットだけでなく、デメリットも知っておきましょう。

ほかの塗料と比べて耐久性が低め

安価で高級感を出せるウレタン塗装ですが、ほかの塗料と比べると耐久性が低めで、耐用年数はあまり長くありません。

主要な塗料の耐用年数は以下の通りです。

塗料	耐用年数
ウレタン塗装	5～10年
アクリル塗装	3～8年
シリコン塗装	8～15年
フッ素塗装	12～20年

アクリル塗装よりは長くもつものの、10年以内にメンテナンスが必要です。

長いスパンで見ると割高になる

ウレタン塗装は10年ほどで塗り替えを繰り返す必要があります。
長く住むなら、それだけ塗り替えの回数も多くなり、そのたびに費用の支払いが必要です。

1回の塗装費用だけで考えれば安いものの、メンテナンスの回数が多くなれば結果的に割高になります。

ウレタン塗装に向いているケースとあまり向いていないケースを紹介

ウレタン塗装はほかの塗料に比べて耐久性に劣る面があり、塗装に向いているケースとそうでないケースとがあります。

ここでは、向いているケース・向いていないケースをそれぞれ紹介します。

向いているケースとは

ウレタン塗装が向いているケースには以下が該当します。

・初期費用を抑えたい
・10年以内に退去予定がある
・雨どいなど家屋の付帯部分のみ塗装する

将来はともかく、現時点で払う費用をなるべく抑えたい場合は、ウレタン塗装が向いています。
また、長くても10年ほどしか住まない予定の家屋を塗装する場合にもよいでしょう。

柔らかく弾性があるウレタン塗料は、雨どいなどの付帯部分の塗装にも適しています。

向いていないケースとは

ウレタン塗装が向いていないのは、以下のようなケースです。

・長期間住む予定がある家屋に塗装する
・あえてウレタン塗装にこだわる理由がない

ウレタン塗装は耐久年月が長くないため、長期的に住む予定の住居には向いていません。
「初期費用を抑えたい」「光沢感が好き」など特にウレタン塗装にこだわる理由がないのであれば、ほかの塗料を検討するとよいでしょう。

まとめ

ウレタン塗装はウレタン塗料を使った塗装を指します。
主に、以下のようなメリットがあります。

・比較的安価
・種類が豊富
・光沢のでる仕上がり

ただし、耐久性はあまり高くなく、10年程度で再塗装が必要です。
長期間住む予定がある住居に塗装するのであれば、ほかの塗料も検討するとよいでしょう。

どの塗料を選ぶべきかお悩みの方は、ぜひ外壁塗装で豊富な実績を持つ当社にご相談ください。
当社では10年間の保証期間を設けており、大切なお住まいを長くお守りします。

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