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外壁塗装のひび割れトラブル。原因や補修方法を知って不安を解消!2022.01.28

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外壁のトラブルで多いものの1つが、「ひび割れ」です。ご自宅の外壁にひび割れを見つけてしまったら、不安になりますよね。「外壁のひび割れの原因は?」「補修すべきかどうか迷っている」など、外壁のひび割れに関する疑問や悩みをお持ちの方もいらっしゃると思います。外壁のひび割れトラブルに対処するには、正確に原因を把握し、必要に応じて適切な補修をすることが大切です。
この記事では、外壁のひび割れの原因・補修が必要か否かを見極める方法、ひび割れの補修方法、補修費用の相場などについて解説します。

外壁塗装のひび割れの原因

外壁塗装のひび割れには、主に5つの原因があります。1つずつみていきましょう。

経年劣化

外壁塗装を行ってから、おおよそ10年経過すると、徐々に劣化してきます。ある程度、劣化が進むと、ひび割れが発生することがあります。

施工の不備

外壁塗装の施工に不備がある場合にも、ひび割れが生じることがあります。施工後の数か月から1年以内にひび割れが生じた場合は、施工の不備が原因の可能性があります。逆に、施工後数年経った後に生じたひび割れについては、施工の不備によるものとは考えられません。

車などによる地面の振動

車や列車が通過した時の地面の振動で、外壁にひび割れが生じることがあります。特に、交通量の多い道路や線路の近くに住宅がある場合は、頻繁に振動が伝わってくるため、ひび割れが生じやすい傾向があります。

地震による揺れ

地震の際の揺れも、外壁にひび割れが生じる原因になります。この場合は、表面の外壁塗装だけでなく、外壁材などもひび割れをしている可能性があります。

住宅の構造や地盤の問題

住宅の構造や住宅が建っている場所の地盤に問題がある場合も、外壁のひび割れを引き起こす可能性があります。
例として、次のような問題が挙げられます。

  • 地盤に弱い箇所がある。
  • 地盤の影響で住宅が傾いている。

補修が必要か否かを見極めるには

外壁塗装のひび割れを発見しても、必ず補修しなければならないというわけではありません。ここでは、補修が必要か否かを見極める方法をご紹介します。ひび割れの進行の程度によって、補修が必要か否かを判断するのが一般的です。具体的には、ひび割れの幅が0.3ミリメートル以上あるかどうかをチェックしましょう。

ひび割れの幅が0.3ミリメートル未満の場合

ひび割れの幅が0.3ミリメートル未満の場合は、とりあえず様子見をするだけでも大丈夫です。ただし、時間の経過によって幅が徐々に大きくなっていく可能性があるため、ひび割れが進行していないかを定期的にチェックする必要があります。

ひび割れの幅が0.3ミリメートル以上の場合

ひび割れの幅が0.3ミリメートル以上ある場合は、補修する必要があります。ひび割れが大きくなり、雨水が侵入するまでになると、外壁材の劣化が加速してしまいます。雨水の侵入の程度によっては、外壁材だけでなく、住宅の躯体にまでダメージを与える恐れがあるため、早急に対処しなければなりません。

外壁塗装のひび割れの補修方法

外壁塗装のひび割れの幅が1ミリメートルを超える場合は、下地や構造部分にまで影響が及んでいる可能性があるため、自力での補修はおすすめできません。ひび割れの幅が0.3ミリメートル未満であれば、急いで補修する必要はないものの、ひび割れの進行を防止するためにも、自分で応急処置をすると良いでしょう。軽微なひび割れの補修方法としては、細かいセメントの粉をひびの部分に塗り込み、適量の水を加えてセメントの粉を定着させる方法があります。上記の補修方法には「チョーク式」「スプレー式」の2種類があります。

チョーク式

セメントチョークを手で塗り込む方法です。セメントを無駄なく使えますが、適切な圧力をかけないと定着しづらいため、作業時間が長くかかります。チョーク式では、長時間の作業に耐えられる体力が不可欠です。

スプレー式

セメントの粉をスプレーで吹き付けて、定着させる方法です。作業が簡単で時間もかかりませんが、セメントの粉が周辺に飛び散って無駄になるのが欠点です。セメントの粉を定着させる方法以外にも、シーリング材を使用する補修方法もあります。シーリング材は、ホームセンターなどで購入可能です。シーリング材には、さまざまな種類がありますが、ウレタン系やシリコン系を選ぶと良いでしょう。

外壁塗装のひび割れ補修費用の相場

外壁塗装のひび割れ補修にかかる費用の相場は、約1,700円~2,500円/㎡です。ひび割れの大きさや状態によって費用が変わってくるため、注意してください。ひび割れの状態は、あまり規則的ではなく「波打っている」など変則的な場合が多いため、補修する長さをあらかじめ計測することが難しいです。そのため業者の見積書は、補修箇所の長さは書かれずに、一式で書かれる場合があります。

まとめ

以上、外壁塗装のひび割れの原因や補修方法などについて解説いたしました。ひび割れは軽微なものであれば、様子見程度で済ませることも可能ですが、時間の経過によってひび割れが進行することも考えられます。進行具合を定期的にチェックし、必要に応じて応急処置や補修を行うことが大切です。

もし外壁塗装のひび割れでお悩みの方がいらっしゃいましたら、「株式会社ユニオン」にぜひご相談ください。当社は、屋号を「クレヨン」といい、埼玉県春日部市・さいたま市を中心に外壁塗装や屋根塗装を行っております。塗装の本質である「家の耐久性向上」にとことんこだわる当社は、お客様のご要望に合わせて最適な塗料を用いた施工を、良心的な価格にてご提案いたします。

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